昔、使っていた ポータブルトランジスターラジオ

買ったのは、今は亡き兄貴、新婚の時だったと思う。
1960年の頃である。
私が使ったのは、意外と早くからで、兄貴は使っていなかったのだろう。
さて、現状はまだ聞けるのだが、裏日本特有の混信がひどくて長時間聞けない。
この現象は、1960年頃からあったが、その2、3年ころから余計ひどくなった。一時期は、韓国、中国からの日本批判放送が激しくなり、
午後4時頃からまともの聞けない。6時にもなると、そちらの電波が強いのか、地元の放送は聞くに耐えない状況になった。
幸い、その後、1963、4年頃からFMが始まったので、だい分助かったのだが...。
ただ、8、9時ころになると、また、地元の放送局ももりかえし、、さらに10時ころになると、東京の放送も聞こえた。オールナイト日本は好きだった。
当時は裏日本の富山県高岡に居た。10時半頃、ほんの5分の放送、ベローミュジックマスカラの放送から色っぽい大人の女性の声がし、バック音楽で
その後ずいぶん探し、やっと見つけた、スリーサンズの「魅せられしギター」原題はHaunted Guitar. 最近、iTuneでダウンロードした。
無論、その前にYahooオークションでEP版を入手していたが...・
つまり、この頃はAudio 云々、でなく、ただ、聞いていた。無論、音楽中心だったが、これ以前は、落語、浪曲、歌謡曲、クイズ番組などを聞いていた。
Audioは大学入ってからの話である。
このトランジスターラジオは「チコとサメ」の映画にも登場している。
性能はイマイチだったが、これ以外に持っていなかった。家は食堂やっていたから、時々、客が置いていったものを聴いたりしたが。いいものは...
また、このトランジスターラジオはよく落とし、ケースを一度、メーカーに送り交換してもらった。がアンテナはまたもや折れた。
AMはアンテナが内蔵のダストコアアンテナなので、この伸縮アンテナは短波用。
しかし、56年経った今も性能はイマイチだがちゃんと作動する。